一生、ブルーオーシャンでしょう。

板橋区のシェアハウスも実家も飛び出し、家無しで生活している(家無しプロジェクト)。前日の夜に寝床を探す生活だ。今日は夕方からゲストハウスで爆睡したんだけど、夢の中でもゲストハウス探しに奔走していた。やめろやめろ…。

なぜこれほど追い込まれているのか。放浪生活で今より自由な発想を得るんじゃなかったのか。今そこにあるのは発想の死とでもいうべきものである。

どうも自分には、「最適化し過ぎる傾向」があるらしい。昔からそうだ。ゲームをやり過ぎる、アフィリエイト記事のために土日を潰す、マクドナルドに入り浸る、そして80’s synthwaveにハマる…。

ただ、中身を見れば我流である。以前、結婚式の2次会で「お前は昔から人がハマらないものにハマってきたよな」と言われた。確かにそうだ。周囲が「ポケモン」集めに奔走する横でやっていたのは「エースコンバット」だった。

理由のひとつは、そもそもアニメに興味がないというものがある。声優の甲高い声、つるんつるんの美しい肌にはどうもリアルを感じない。泥臭い方が好きだ。

もうひとつの理由は、独自性を守るためだ。周りがハマっているものに便乗すると自分を失ってしまう。レアポケモンを得た俺はすごいとか〇〇な戦い方がベストとかなんとか。戦い方を少しずつ理解し、強くなるためのルールがハックされる。そして皆ルールを守るのに必死になる。こうなるともうダメだ。お前らは誰かが作ったルールから出られない。

常にブルーオーシャンを狙っている。独自性を出して楽に勝つ大穴があると信じているからだ。

もちろん問題もある。アイデンティティーを消した方が無難に、誰かを失望させることもないかもしれない。また、参入者が増え続けているからと行って即座にレッドオーシャンになる訳でもない。新法が設立させる間、かのAirbnbバブルが存在したように。それに、ブルーオーシャンは簡単に見つからない。

だからむしろ、世間の波に乗った方が生存しやすいのではとすら思う。

それでもマイノリティーに留まらざるを得ない。体が言うことを聞かないからだ。人としての淘汰圧を感じつつ、今後も生存する。

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元公務員。「ゆるく生きたい…!」「夢がありそう…!」と希望を持って地方から上京したものの、東京の荒波に晒され地獄感を味わう。過労とストレスで体を壊すぐらいなら冷蔵庫を壊そう。