鬱飲みは楽しいよって話

皆さんは飲み会が楽しく感じているだろうか?会社で飲み会で苦痛を感じていたりしないだろうか?

僕は苦痛に感じてしまう方だ。公務員当時は飲み会が嫌で嫌で仕方が無かったのだ。

公務員の飲み会が辛かった4つの理由


飲み会が嫌であったことの理由の1つは、あえて盛り上がらなければならないことであった。職場というストレス環境からさくっと逃げ出したいにもかかわらず、上司には気を遣い続けなければならないという状況が苦痛以外の何物でもなかったのである。

ポジティブな雰囲気

どうも飲み会では、ポジティブにならないといけないような雰囲気がある。明るく飲むことが絶対であるかのような雰囲気が形成されているのだ。明るくではなく楽しく飲みたいのだ。

問題は、人によって「楽しい」の定義が変わることだ。ひたすら盛り上がる体育会系合コンのような雰囲気が楽しいという人もいれば、大人なバーでチビチビ飲むような雰囲気が楽しいという人もいるだろう。

「楽しい」の感受が多様であるにもかかわらず、明るく飲まなければならない雰囲気が形成されていては一部の人しか楽しむことができない。

鬱飲みをオススメしたい

そこで今回は、鬱飲みをオススメしたい。鬱飲みとは、「盛り上がることを目的とせずに暗い雰囲気で実施する宅飲み」のことだ。鬱積する不満をダラダラと言い合う非常に後ろ向きな飲み会である。

参加する人は往々にして静かで真面目な人が多い。明るさを強調した体育会系合コンに馴染めない人間が集ってくるのである。静かに参加できる「鬱飲み」。東京に来てからやらなくなってしまったけど、また今度主催したいなぁ。

鬱飲みで用意するもの

鬱飲みにおいては、静かで優しい雰囲気をいかに形成できるかが重要だ。雰囲気を形づくるための準備するものについて記載しておこう。

酒・ソフトドリンク

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まず、何よりも酒・ソフトドリンクは必須である。体育会系飲み会との違いは、ビールを最初に飲まなくていいこと、酒よりもソフトドリンクの占める割合が多いことである。

鬱飲みは、体にも財布にも優しい飲み会なのである。バファリン以上の優しさがあなたに提供されることだろう。

間接照明

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鬱な雰囲気を形づくる間接照明の役割も忘れてはいけない。柔らかな明かりを灯し、薄暗い雰囲気の中で飲み会を楽しもう。

ただし、決してLEDを灯してはならない。あくまでも暗淡とした雰囲気の中で実施することが目的だからだ。いっそ部屋の電気を消してしまっても構わない。

闇を感じろ!ネガティブ最高!

鬱系の音楽

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鬱飲みでは、哀しい気分に浸れる音楽の存在が必須である。それは西野カナ的な激情型の失恋ソングというよりは、叙情的なアンビエント音楽といった方が正しい。部屋中を哀しく静かな世界観でいっぱいにするのだ。

オススメはnosound。幻想的な演奏に、優しく歌い上げるボーカルの歌が乗っかり、とても心地の良い空間を提供してくれる。静かに飲む鬱飲みにはぴったりである。

気持ちよ過ぎて眠くなることを保証するが、その場合は寝てしまおう。眠っても咎められないことは鬱飲みの長所の一つである。

おわりに

鬱飲みの良いところが伝わっただろうか。最終的には癒される鬱飲みをあなたも開催してみてはいかがだろうか(コンセプトがブレブレな気がするけど気にしない)。

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元公務員。「ゆるく生きたい…!」「夢がありそう…!」と希望を持って地方から上京したものの、東京の荒波に晒され地獄感を味わう。過労とストレスで体を壊すぐらいなら冷蔵庫を壊そう。