シーシャで嗜む居酒屋の味
Pavilion周辺のイスラームなカフェに入り、シーシャを頼んだ。ミント味。数年ぶりに嗜むシーシャはほろ苦い灰の味がした。 窓際ではヒジャブを被った女性がシーシャをぷかぷか吸っている。向かいの彼氏は自分の煙草をふかしてい…
Pavilion周辺のイスラームなカフェに入り、シーシャを頼んだ。ミント味。数年ぶりに嗜むシーシャはほろ苦い灰の味がした。 窓際ではヒジャブを被った女性がシーシャをぷかぷか吸っている。向かいの彼氏は自分の煙草をふかしてい…
長年の友人である美咲が61歳の誕生日を迎えた。彼女は人工子宮で子供を作るつもりだと言った。8年前に初めて中国で実用化・制度化された人工子宮により、母親のお腹の中で育てることなく子供を産むことが可能になった。当初、倫理的な…
1年半ぶりに英語で面接を受けた。日本語9割、英語1割という内容だ。時間のほとんどを占める会社紹介や自己PRは日本語で行い、自身の英会話能力を確かめるために3つの英語の質問に答えるというものだ。結果は惨敗だった。質問の内容…
無駄なものにお金を払おう。2年前の風が戻ってきたように感じる。「あれ、俺は何をやっているんだろう」「これから一体何が起きるんだろう」といったアイデンティティを脅かすゆるふわ感。旅の過程で味わうことのできる”あ…
ステーションで日記を書いている。やばい、ワクワクが止まらない。2週間前まで忙しなく働いていたのが嘘のようだ。飛び立った時の解放感、現実のバカバカしさを僕は一生忘れることができないだろう。 往復のチケットを10万円で手に入…
人生のどん底がいつですか?と聞かれれば3年前と答える。2、3番目のどん底は今である。想像してみてほしい。あなたは山登りをしようとしている。数年の経験を携えているので山登りには自信がある。目指すは頂上。他の誰かが目指してい…
稼働4週目。緊張感と安堵感が交互に訪れる日々である。地獄を見た3年前のあの会社での日々から何も学ばず、やはりまたスタートアップに来てしまったようだ。 当時より増えたのは体重である。1年弱に及ぶバックパッカー生活の中で、筋…
稼働5日目。同じ時期に入ったエンジニアの彼が優秀である。前向きで、行動が早い。まだ本格的に稼働してはいないものの、設計・実装のベターなパターンを頭に描いていることがわかる着眼点で話す。概算の実力値は自分の1.3倍、しかも…
2019年も残り数日。 この時期に毎年思い出すのは、昨年の年末年始の動きである。実家に帰り、夕方までスターバックスに入り浸り、友人との同窓会でたらふく飲んで眠りに着けばお正月だ。「あれ、この前神棚掃除したやんけ」と雑煮を…
昨日、Wantedly経由で面談に行ってきた。 Wantedlyは「世界を変えたい人募集」とか「楽しく仕事したい人募集」とか無性に意識が高いのであまり好きではないのだが、求職のチャネルのひとつとしては使える。一応、業務委…