twitterやブログでの予告通りヒッチハイクを実施した。
今回は、ヒッチハイク3日目の記事になる。3日目は、青森までの移動を予定していたのだが、タイトル通り仙台に留まることになってしまった。事の顛末を以下に述べよう。
予算
774円(前日分)+1,200円=1,974円
仙台
楽しいヒッチハイク3日目の開始である。
昨日は4時頃に開始したヒッチハイクだが、ホテルを出たのは10時前であった。ホテルのベッドがあまりにも気持ちよく、熟睡してしまったためだ。
今日の残金は1,974円。昨日あまり使わなかった分余裕がありますな。実はApple 5W USB電源アダプタを家に忘れてしまったので、そちらに購入費用に充ててもいいのだけど、ややもったいないか。しかし、ポータブル充電器の充電が無くてだな。
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 3
ヒッチハイクを開始する前に、電器屋に寄ることにした。「Apple 5W USB電源アダプタ」を家に忘れてしまったのだ。持参したダンボーポータブル充電器の蓄電も底を尽きており、愛用のSO-02Gの充電がかなり危うい。
一応前日にMacからの充電を試みたが、1晩で20%ほどの充電に留まった。なんというスローペース。Macは万能だが充電器には向かないことをひしひしと感じたのであった。
結局、ピン○ローターのような車載充電器を購入した。ヒッチハイクを前提とすれば合理的な判断に思えた。
ヒッチハイクスタート
いざヒッチハイクの始まりである。まだ余裕はあるが、今日中には青森に着いておきたいところだ。前日、ホテルを奢ってもらった人に「仙台駅東口から長町を経由して国道4号線でヒッチハイク」するルートを教えてもらったので、同様のルートを辿ることにした。
今日は最終的には、青森から函館行きのフェリーに乗ることを目標とするよ!ねぶた祭りやってるので参加したい。
#ヒッチハイク
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 3
まずは、仙台駅の東口でヒッチハイクだ。
しかし、全く止まる気配がない。
フリップボードを掲げてみるのだが、スピードを緩める気配が無いのだ。数々の車が僕の目の前を通り過ぎて行く。そもそも、西口と比較して車通りが圧倒的に少ない。
東口の車の少なさに笑う。そして充電切れそう。
#ヒッチハイク
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
ヒッチハイクできないことが肌感覚で理解できたので、西口への移動を開始した。
西口では、駅の近くのサブウェイや勾当台公園付近でヒッチハイクを実施したのだが、やはり止まらない。長町までの約6kmほどの距離が全く縮まらずに12時30分を迎えてしまった。ただただ焦りが募っていく。
禁じ手使うか…
#ヒッチハイク
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
そこで、長町へのヒッチハイクを諦め、地下鉄を利用して向かうことにした。旅の趣旨からして公共交通機関は利用したくなかったのだが手段を選ぶ余裕は無い。瀕死のSO-02Gを接続したMacを片手に、地下鉄に乗り込んだのであった。
あまりにも車が止まらないので地下鉄を使って長町まで移動中!パソコンを使用して充電しているのだが、ログイン画面を開いたまま待機しているので完全に不審者。残金953円。
#ヒッチハイク
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
誰も止まらない長町でのヒッチハイク
長町一丁目駅に到着後、徒歩で国道4号線へ移動した。地図上では近く見えるものの、実際には30分ほど歩かなければならず骨が折れる。朝浴びたシャワーの香りは、汗のしょっぱい匂いに取って代わられていた。
飲み物買った。残金783円。ジリジリ減ってく。
#ヒッチハイク
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
国道4号線到着後のヒッチハイクは困難を極めた。バイパスなだけあって車通りは多いのだが、一向に止まる気配がない。
車のナンバーを確認すると「仙台」や「宮城」ナンバーがほとんどで、とても青森まで行けそうにないことがわかった。ぐぬぬ…金銭的・時間的リスクを背負いながら長町に来たため、仙台に戻ることを考えたくはなかった。
しかし、すでに15時30分。ただただ時と車が過ぎて行く。
僕は、「仙台」という文字を描きフリップボードを掲げた。
正直結構辛い。
#ヒッチハイク
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
それでも車は止まらなかった。これだけの妥協案を提示しているにも関わらずである。今回のヒッチハイクの最大の難関は、仙台市民であることを身に染みて感じたのであった。
今辛いこと。
1車が捕まらない。
2充電がない(Macからやってるけど遅すぎw)。
3予算制限。
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
僕はジリジリと照りつける太陽から隠れるため、付近の「しまむら」に逃げ込んだ。ピザ職人の如くMacを片手に店内を徘徊する様は、さぞ不審に見えたことだろう。
仙台で後輩と会う
その頃、大学の時の後輩から連絡があった。ヒッチハイク中は、孤独と疲れで人肌が恋しくなるものだ。半ば無理を言って、仙台駅まで来てもらうことになった。
これから大学の後輩に会いに仙台駅に向かいます。残金533円。
#ヒッチハイク
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
LINEの文面がシュールすぎて、「フフッ」と一人思い出しながら歩く。全身クソまみれで登場することを心配しつつ地下鉄に乗り込むこととなった。
やり取り時の文面。
「了解です!用足しながら駅向かいまーす!」
何気ないところでぶっこんで来るよなぁ。
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
後輩は多忙そうだったが、中身は当時と変わらないように見えた。僕らはエクセルシオールカフェに移動し、「フローズン マンゴーパッション&ヨーグルト」をオーダーした。残金は3円。この時僕の中で何かが壊れた。
後輩にはかなり助けられた。ACアダプタを借りてSO-02Gを充電させてもらったし、マックの株主優待券で夜ご飯を食べることができた。
今回の夜ご飯はこちら!
貰った株主優待券で食事をしたいと思う!今日はありがとう。
#ヒッチハイク pic.twitter.com/Qk9CbfnUqq
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
何より孤独を癒してくれた。彼女には今度牛タンを奢ってあげようと思う。
いざ竜泉寺の湯へ
後輩と別れたあと、後輩オススメの竜泉寺の湯へ向かうことになった。カフェ内で虫が寄ってくるほど汗を纏っていたからだ。竜泉寺の湯は泉IC付近にあるため、ヒッチハイクには絶好のスポットに思えた。
実は竜泉寺の湯ってICのかなり近くにあるんよな。予算的には赤字なんだけど、仙台脱出・長距離移動の為には必要な手なんだぜ(温泉入りたいだけ)。 pic.twitter.com/8PbOalpu5j
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
実は、長町にいる時から泉中央駅で降りた方が合理的だったのではないかと考えていた。きっと、竜泉寺の湯とは運命で結ばれているのだろう。
てか今考えたら泉中央のバイパス狙った方が合理的じゃね。コンビニあるし。
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
温泉自体は最高に気持ちよかった。地方都市に住むメリットの一つは、手軽に日帰り温泉に行けることだと思う。
竜泉寺の湯到着なり。この規模で600円だからなぁ。23区内の温泉の敷居の高さが滲み出るわ。 pic.twitter.com/dtqjBk6K59
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
ちなみに、温泉に向かう途中でACアダプターを購入したのだが、温泉ではコンセントの使用が禁止されていた。こうして3日目の旅は、費用をつぎ込んだ充電器を全く使用することなく終了した。
行程
1日で10kmほど進むことができた。歩いて2時間30分ほどの距離だという事実は、この際一切無視することにしよう。
なお、何度か電源が切れたせいで、辿ってきたルートを記録することができなかった。今回に関しては、全く無用と言っても良いのだが。
残金
残金は-2,075円。まだまだ余裕である。
竜泉寺の湯めっちゃ気持ちえぇわー。温泉最高。バス代280円。温泉代670円。フルーツジュース代280円。残金-2075円。
#ヒッチハイク
— 堕天使@アザぜル (@Yutti_Onioni) 2015, 8月 4
おわりに
4日目は泉ICでのヒッチハイクとなる。
果たして無事宮城県から脱出することができるのか。乞うご期待である。
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