【予算ギリギリ】ヒッチハイク3日目まとめ(仙台)

twitterやブログでの予告通りヒッチハイクを実施した。

ちょっとヒッチハイクに行ってくる

今回は、ヒッチハイク3日目の記事になる。3日目は、青森までの移動を予定していたのだが、タイトル通り仙台に留まることになってしまった。事の顛末を以下に述べよう。

【予算ギリギリ】ヒッチハイク2日目まとめ(宇都宮〜仙台)

予算

774円(前日分)+1,200円=1,974円

仙台

楽しいヒッチハイク3日目の開始である。
昨日は4時頃に開始したヒッチハイクだが、ホテルを出たのは10時前であった。ホテルのベッドがあまりにも気持ちよく、熟睡してしまったためだ。

ヒッチハイクを開始する前に、電器屋に寄ることにした。「Apple 5W USB電源アダプタ」を家に忘れてしまったのだ。持参したダンボーポータブル充電器の蓄電も底を尽きており、愛用のSO-02Gの充電がかなり危うい。

一応前日にMacからの充電を試みたが、1晩で20%ほどの充電に留まった。なんというスローペース。Macは万能だが充電器には向かないことをひしひしと感じたのであった。

結局、ピン○ローターのような車載充電器を購入した。ヒッチハイクを前提とすれば合理的な判断に思えた。

ローターみたいな車載充電器
残念ながら震えない。震えなくて震える。

ヒッチハイクスタート

いざヒッチハイクの始まりである。まだ余裕はあるが、今日中には青森に着いておきたいところだ。前日、ホテルを奢ってもらった人に「仙台駅東口から長町を経由して国道4号線でヒッチハイク」するルートを教えてもらったので、同様のルートを辿ることにした。

まずは、仙台駅の東口でヒッチハイクだ。

仙台から長町を通って4号線_01

しかし、全く止まる気配がない。

フリップボードを掲げてみるのだが、スピードを緩める気配が無いのだ。数々の車が僕の目の前を通り過ぎて行く。そもそも、西口と比較して車通りが圧倒的に少ない。

ヒッチハイクできないことが肌感覚で理解できたので、西口への移動を開始した。

西口では、駅の近くのサブウェイや勾当台公園付近でヒッチハイクを実施したのだが、やはり止まらない。長町までの約6kmほどの距離が全く縮まらずに12時30分を迎えてしまった。ただただ焦りが募っていく。

そこで、長町へのヒッチハイクを諦め、地下鉄を利用して向かうことにした。旅の趣旨からして公共交通機関は利用したくなかったのだが手段を選ぶ余裕は無い。瀕死のSO-02Gを接続したMacを片手に、地下鉄に乗り込んだのであった。

誰も止まらない長町でのヒッチハイク

長町一丁目駅に到着後、徒歩で国道4号線へ移動した。地図上では近く見えるものの、実際には30分ほど歩かなければならず骨が折れる。朝浴びたシャワーの香りは、汗のしょっぱい匂いに取って代わられていた。

国道4号線到着後のヒッチハイクは困難を極めた。バイパスなだけあって車通りは多いのだが、一向に止まる気配がない。

車のナンバーを確認すると「仙台」や「宮城」ナンバーがほとんどで、とても青森まで行けそうにないことがわかった。ぐぬぬ…金銭的・時間的リスクを背負いながら長町に来たため、仙台に戻ることを考えたくはなかった。

しかし、すでに15時30分。ただただ時と車が過ぎて行く。

僕は、「仙台」という文字を描きフリップボードを掲げた。

それでも車は止まらなかった。これだけの妥協案を提示しているにも関わらずである。今回のヒッチハイクの最大の難関は、仙台市民であることを身に染みて感じたのであった。

僕はジリジリと照りつける太陽から隠れるため、付近の「しまむら」に逃げ込んだ。ピザ職人の如くMacを片手に店内を徘徊する様は、さぞ不審に見えたことだろう。

仙台で後輩と会う

その頃、大学の時の後輩から連絡があった。ヒッチハイク中は、孤独と疲れで人肌が恋しくなるものだ。半ば無理を言って、仙台駅まで来てもらうことになった。

LINEの文面がシュールすぎて、「フフッ」と一人思い出しながら歩く。全身クソまみれで登場することを心配しつつ地下鉄に乗り込むこととなった。

後輩は多忙そうだったが、中身は当時と変わらないように見えた。僕らはエクセルシオールカフェに移動し、「フローズン マンゴーパッション&ヨーグルト」をオーダーした。残金は3円。この時僕の中で何かが壊れた。

後輩にはかなり助けられた。ACアダプタを借りてSO-02Gを充電させてもらったし、マックの株主優待券で夜ご飯を食べることができた。

何より孤独を癒してくれた。彼女には今度牛タンを奢ってあげようと思う。

いざ竜泉寺の湯へ

後輩と別れたあと、後輩オススメの竜泉寺の湯へ向かうことになった。カフェ内で虫が寄ってくるほど汗を纏っていたからだ。竜泉寺の湯は泉IC付近にあるため、ヒッチハイクには絶好のスポットに思えた。

実は、長町にいる時から泉中央駅で降りた方が合理的だったのではないかと考えていた。きっと、竜泉寺の湯とは運命で結ばれているのだろう。

温泉自体は最高に気持ちよかった。地方都市に住むメリットの一つは、手軽に日帰り温泉に行けることだと思う。

ちなみに、温泉に向かう途中でACアダプターを購入したのだが、温泉ではコンセントの使用が禁止されていた。こうして3日目の旅は、費用をつぎ込んだ充電器を全く使用することなく終了した。

行程

1日で10kmほど進むことができた。歩いて2時間30分ほどの距離だという事実は、この際一切無視することにしよう。

なお、何度か電源が切れたせいで、辿ってきたルートを記録することができなかった。今回に関しては、全く無用と言っても良いのだが。

残金

残金は-2,075円。まだまだ余裕である。

おわりに

4日目は泉ICでのヒッチハイクとなる。
果たして無事宮城県から脱出することができるのか。乞うご期待である。

今回のヒッチハイクの全行程なり

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元公務員。「ゆるく生きたい…!」「夢がありそう…!」と希望を持って地方から上京したものの、東京の荒波に晒され地獄感を味わう。過労とストレスで体を壊すぐらいなら冷蔵庫を壊そう。